私の母、金正順(キム・ジョンスン)は病死しました。 77年の生涯・・・ 母はしあわせだったのだろうか。 末っ子で苦労をかけた私には、悔いが残りました。 何もしてあげられなかったと・・・
母や在日一世たちが 歴史の渦に飲み込まれながらも 日本という舞台でたしかに生きた、 生きているというあかしを残したい。
この映画は私のそんな思いを 仲間たちの力を借りてかたちにしたものです。
私に出来ることは、小さなお墓を創るような気持ちで、 映画をつくることでした。
監督 金 聖雄